医療法人恵珠会 みずたに皮膚科 守口市京阪本通の皮膚科

MENU
            お問い合わせ Tel.06-6996-2810

〒570-0083
大阪府守口市京阪本通2-3-5
リバティービル坂井1F

じんましん

じんましんは、突然皮膚がかゆくなって赤くなり、みみず腫れのようになる病気で、個々の発疹は通常20~30分、長くても1日以内におちつきます。じんましんには何らかのアレルギーによるものと、非アレルギー性で慢性に続くものがあります。
じんましんの原因にはいろんなものがあります。

食物:魚介類(アジ、サケ、カキ、エビ、カニ)、肉類 (ブタ、ハム、ソーセージ)、穀類(小麦粉、ソバ)、豆類(南京豆)、野菜類(タケノコ、ホウレンソウ)、卵・乳類(牛乳、鶏卵、チーズ)
慢性感染症:虫歯、扁桃腺炎、副鼻腔炎、C型肝炎、中耳炎
薬物:解熱剤(アスピリンなど)、抗生物質(ペニシリンなど)、食品添加物
吸入物:ダニ、ホコリ、花粉、動物の毛、フケ、香料など
物理的刺激:接触、圧迫、まさつ、寒冷や温熱、日光、運動
ストレス:精神的ストレス、寝不足などの肉体的疲労

じんましんの治療で大切なことは、明らかな原因となるものを避けることです。
たまに症状が出る場合は、症状の程度に応じて内服、経過観察を行います。
毎日あるいはほぼ毎日出現する慢性じんましんの場合は、抗アレルギー剤の内服や補助的治療薬によって症状をしっかり抑えることが必要です。漢方を使用する場合もあります。症状がおちついたからといって、すぐに治療を中止してしまうと再発をくりかえしますので、しばらくは内服治療を続けることが大切です。規則正しい生活をする、自分に合ったストレス解消法をみつけるなど、日常生活でじんましんが起きないようにする対策も有効です。